鼻炎を招く危険も つらい鼻づまりは薬の多用で悪化する

公開日: 更新日:

 急に肌寒くなってきた。これから冬にかけては鼻づまりが増える。呼吸がしづらくなってつらい上、気になって集中力が続かなくなる。しかし、だからといって鼻づまり解消のため、安易に点鼻薬を多用すると逆効果になりかねない……。

 冬に鼻づまりが増えるのは、いくつか理由がある。昼と夜の気温差や、室内と屋外の寒暖差が大きくなると、それが刺激になって鼻の粘膜の血管が広がり、むくんでしまう。こうした寒暖差アレルギーによる症状として、鼻づまりや鼻水が表れる。

 また、冬になると空気が乾燥する。鼻の粘膜は常に外気にさらされているため、鼻の粘膜からしみ出ている粘液=鼻水も乾いて、かさぶたのように鼻内にへばりつく。さらに、粘膜自体もカサカサになり、腫れると空気が通る部分が狭くなって、鼻づまりが悪化するのだ。

 冬に増える不快な鼻づまりを解消するために、手軽に使用されているのが点鼻薬だ。今はインターネットでも、一時的に強力な効果がある点鼻薬を購入できるようになったため、使ったことがある人も多いだろう。しかし、点鼻薬は使い方によって新たな症状を引き起こすというから注意したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす