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柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

炒飯vsピラフ 脂質が低くできるのは?

公開日: 更新日:

 好きなものを食べているのに、スリム体形で、健康診断の数値もすべて正常――。そんな人があなたの周りにもいませんか?

 健康維持への役立ち度をポイントで表した場合、「同じグループ」に属する食べ物でも、高ポイントの食品(健康維持に役立つ食品)を選んだほうがお得です。これが自然にできるようになれば、我慢せず、おいしく食べながら生活習慣病のリスクを下げられます。

 今回、取り上げるのは、疲れた時にもチンすればすぐに食べられる冷凍食品の「炒飯VSピラフ」。

 一般的に、炒飯は炊いてある米を油で炒めたもの。ピラフはバターでお米を炒めた後にじっくり炊いたものです。冷凍食品の場合、しっかり炒めていないと「炒飯」と表記できない決まりもあり、少量のバターで炒めて炊き込んだ「ピラフ」のほうが脂質が低くなります。

 実際に市販品を数品購入し、比較してみました。すると、冷凍食品の「ピラフ」と表記されているものは、脂質の平均が13.9%だったのに対し、炒飯は平均28.4%。2倍以上高いという結果でした。

 選ぶなら、ピラフを。これだけでは栄養に偏りが出るので、インゲンやブロッコリーなどの冷凍野菜を一緒にチンして、ノンオイルドレッシングをかけてサラダ代わりに食べると、健康ポイントがよりアップします。

【連載】健康ポイント どっちが勝ち?

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