「ポケット吸入器」は手軽に持ち歩けるが…

公開日: 更新日:

 喉が乾燥する季節、アメやマスクより念入りに乾燥対策したい人向けの吸入器を試してみた。手軽に持ち歩けるポケットサイズで、いつでも40マイクロメートルのミストで喉を潤せるとうたっている。

 使用してまず思ったのは、意外とモーター音が大きいこと。携帯電話のマナーモードよりよく響く。また、ミストとうたっている割に水の粒が大きいことも気になった。予想では加湿器の湯気ぐらいかと思ったが、体感的には微細な水しぶき。勢いよく噴射されるので、口を開けて普通に呼吸するとひと息でむせた。調べてみると、一般的な吸入器の蒸気は5マイクロメートルなので、違いは大きい。でも、十数秒で喉は加湿できる。

 12ミリリットル入る吸水タンクは約3分間使用可能。水を入れたまま持ち歩いても水漏れはなかったが、吸水タンクは軽い力で外れるので要注意だ。

 さらに注意したいのは、水道水しか使用できないこと。ミネラルウオーターはミネラル分がノズルを詰まらせる原因になるとのことだ。

★★★(3つが満点)

【連載】試して納得! 健康医療グッズ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない