ピップ「テーピングハサミ」

公開日: 更新日:

 きつく巻いたテーピングは肌との間に隙がなくテーピングを切る際、ハサミの先が肌に刺さりそうになる。今回は、その不安を軽減するテーピング用ハサミを試してみた。貼るタイプの包帯や緊急時の衣服カットにも適しているとうたっている。

 使ってみた第一印象は、まず、テープと肌の隙間に刃先が入りづらいこと。安全性を重視した丸い刃先が原因と思われる。刃先の先に小さい突起をつけ、滑り込ませる工夫はされているのだが、残念ながらそれも丸みを帯びているので隙間への入りづらさは解消されていない。

 しかし切れ味は確かなもの。テーピングのテープは粘着剤がハサミに付いて切りにくくなることが多いが、フッ素コーティングされた刃はベタベタしない。しかもステンレスの刃が波形に加工されているせいか、刃渡りの根元から刃先まで同じ力で軽く切れるように感じた。

 刃が、くの字に曲がっていることで刃をまっすぐに入れても手に角度がつき、切りやすいのもいい。★★(3つが満点)

【連載】試して納得! 健康医療グッズ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層