著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

急性心筋梗塞死亡率 東海では三重県が全国平均より2割高い

公開日: 更新日:

 愛知県全体の数字は94.1。心筋梗塞で亡くなるリスクが低い県の一角に入っています。名古屋市内の数字が低い(90.1)のは当然か。それ以外で特に目立つのが、日進市、長久手市、みよし市など、名古屋市と豊田市に挟まれたエリアです。2つの大学病院(愛知医科大学・藤田保健衛生大学)の存在が大きいのかもしれません。

 しかし、これより南側の東海市、碧南市、西尾市などと、渥美半島と知多半島の数字が高め。つまり三河湾をぐるっと囲む地域が、ハイリスクになっているのです。

 岐阜県全体の数字は103.1と、全国平均並みです。全国平均に一番近いのは長野県(100.1)、2位が石川県(102.2)で、岐阜県は3位です。その中で美濃加茂市だけが突出して高い数字を示しています。近隣の自治体の数字はさほど悪くないので、理由がよく分かりません。

 美濃市から大垣市に至る中濃・西濃地域は、心筋梗塞で亡くなるリスクが全国平均のほぼ半分から8割程度。ただ、県内の大病院が集まる岐阜市は100.1で、全国平均と同じ。羽島市はかなりハイリスクになっています。

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