大腸がん検診はお勧め

公開日: 更新日:

 便潜血による「大腸がん検診」は、最も普及しているもののひとつでしょう。その背景には、苦痛なく簡便に行うことができ、「大腸がん死亡を減らす」という、複数の研究があるということが大きいように思います。

「がん検診に向いているがん」というものがあります。これまで取り上げてきた乳がんや前立腺がんは数十年をかけて進行するので、そもそもがん検診に向いていません。また1~2年で進行するようながんは、1~2年ごとの検診で対応するのは困難です。

 その意味では前立腺がんや乳がんより進行が速く、1~2年で急激に進行するわけでもない大腸がんは、最もがん検診に向いています。がん検診の効果を検討する前から、その効果が最も期待できそうながんなのです。

■10~20年間に0・14%リスクを減らせる

 そこで、実際の大腸がん検診の効果を見てみましょう。2011年に4つのランダム化比較試験を統合したメタアナリシスの論文として発表されています。45~80歳の健康な人を対象に「1~2年ごとの便に血が混じるかどうかの検査をするグループ」と「しないグループ」を比べて、大腸がんによる死亡がどれくらい少ないかを見たものです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網