“新しくない”新薬が続々登場 古い薬が見直されているワケ

公開日: 更新日:

 なぜ、薬の見直しがこれほどまでに続いているのか? 医学の進歩でこれまでわからなかった作用機序や新たな薬理効果が明らかになってきたこともあるが、大きいのは製薬会社のフトコロ事情だ。

「いまやあらゆる薬物が調べつくされたため、新しい薬物が医薬品として世に出る確率は3万分の1以下。薬の開発には20年近い年月と数百億円の資金が必要とされていますが、いまは医薬品にならない可能性が高いのです。しかも、主力薬品の特許切れにより各製薬会社の収入が劇的に減少して、新薬開発への投資額が減らされている。これを打破するのが既存薬再開発(ドラッグリポジショニング)なのです」

 今後は、比較的安くて安全な“古くて新しい薬”が出てくるだろうが、画期的新薬というものは少なくなるのかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に