救急医療の現場に新風を吹き込んだ草分け的存在

公開日: 更新日:

川越救急クリニック(埼玉県川越市)上原淳院長

 夜間の救急患者を専門に受け入れる「救急クリニック」が少しずつだが、全国(現在4カ所)に増えつつある。その救急医療の現場に新風を吹き込んだ草分け的存在が上原淳院長だ。

 2010年に国内初となる夜間の1次・2次救急に特化した同院を開業。外来の診療時間は16~22時(金曜だけ17時~)、時間外診療と救急搬送は朝9時まで受け入れている。決まった休診日はなく、ほぼ年中無休。上原院長が言う。

「救急クリニックの必要性はまだまだ全国であります。大都市では軽症の救急搬送が多く、休日夜間診療所は深夜はやっていないので、3次救急の病院に集中して医師が疲弊している。地方では1次から3次救急まで、受け入れる施設自体が少ないのが現状です」

 同院を開業した理由は前者。当時、近くにある埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センターの医局長を務めていたが、このままでは3次救急の機能が果たせないと奮起した。埼玉県もそれなりに対策を講じているが、それでも医師数、看護師数、ベッド数が全国最低レベルであることは変わらない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道