【糖尿病】女性強い鳥取県 男性はストレスから飽食に走る

公開日: 更新日:

青森県に似て医者嫌いの傾向も

 辛抱強さも原因か。鳥取県民のブログをいくつか見てみると、「みんな糖尿病と言われても医者に行かない」と書いていたりする。

「青森県民の医者嫌いは有名で、みなさん我慢強いから病院に行かないといわれますが、鳥取県もそうした傾向があるのかもしれません」(永田氏)

 県民性に詳しいナンバーワン戦略研究所の矢野新一所長も「鳥取県に多い『因幡の国』の出身の男性は、内向的、保守的で辛抱強い。一方の女性は明るくて行動的、ストレスが少ない。男性は我慢してしまうことが多いかもしれません。また、厚労省の調査で、男性の飲酒習慣者の割合が全国2位。ストレスで、塩分の強いつまみを食べながら、休肝日なく飲んでしまう。そういう“性質”も影響しているのではないか」と言う。

 だまって女性のいいなりに食べていたら、体調を崩していたなんてこともあるのかもしれない。

【連載】この死亡率 なぜあの県に多い?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理