胃の不調を軽んじない “みぞおち痛”は命に関わる病気かも

公開日: 更新日:

■膵臓がん肝臓がんが見つかったケースも

 江田氏のクリニックには、Sさんのように「みぞおちが痛くて胃の検査を受けたが異常はない。胃薬を飲んでもよくならない」と訴えて他院から転院する患者がたくさんいるという。

 胃カメラで異常が見つからなくても、腹部のエコー検査やCT検査を行うと、膵炎、胆のう炎、胆管炎といった病気だけでなく、膵臓がん、胆のうがん、胆管がん、肝臓がんなどの命に関わる病気が隠れているケースも少なくない。

「みぞおちの部分には、いくつもの臓器が入り組んで重なり合っています。みぞおち付近の皮膚のすぐ下には肝臓があり、その裏が胃と十二指腸です。胃の裏側には膵臓、胃の右側には胆のうや胆管があります。これらの臓器の疾患による痛みは、みぞおちの痛みとして表れるケースが多いのです。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんといった胃の病気でもみぞおちに痛みが表れますが、100%が胃の痛みというわけではないので注意が必要です」

 他院で胃潰瘍の疑いがあると診断された男性が薬を飲んでもみぞおちの痛みが改善されないことで来院。エコー検査を行ったところ、肝臓に8センチ大のがんが見つかったケースもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ