乳がんの“遺伝子マーカー”で「手術不要」の可能性を判定

公開日: 更新日:

「いま進めている試験は、あくまで突破口にすぎません。もっとも確実視できたのが、たまたま全体の5%を占める遺伝子タイプであって、他のサブタイプのがんも同様に調べています。別の部位のがんにも応用できるかが、これからの課題です。乳がんと性格が似ている卵巣がんなどは有望かもしれません」

 がんは切らずに治る時代に向かっている。

▽三重県出身。聖路加国際病院、国立がん研究センター中央病院を経て、2010年から現職。乳がん臨床研究グループ「CSPOR―BC」の代表。〈所属学会〉日本乳癌学会乳腺指導医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法指導医など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒