1年間病院を転々 水野タケシさんの座骨神経痛“難民”時代

公開日: 更新日:

 それがボクの「座骨神経痛難民」の始まりです。このあと1年間、病院を転々としました。

 まず、その行きつけの整形外科では電気治療とマッサージ、細かく振動するウオーターベッドのようなベッドの上に寝るといった治療を週に1~2回受けました。しかし5月になってもぜんぜん治りません。

「病院を替えよう」と意を決して次に行ったのは、やはり家の近所の整形外科医院。そこでは座骨神経痛についての丁寧な説明があり、自宅でできるストレッチの方法を伝授されました。でも、そのストレッチが痛くてとてもじゃないが続かない。通院したところで治療は電気と「ボルタレン」という鎮痛剤の処方で、まったく改善せず途方に暮れました。

■鍼灸と整体の先生の間に“格差”

 その頃、仕事仲間で「暮らすめいと」という新聞の編集長にさりげなくグチると、くしくも彼女も同じ座骨神経痛仲間で、「それは鍼灸じゃなきゃ治らない」と助言されました。看護師の妻にその話をすると、通っているヨガの先生に聞いてくれて、市内のいい先生を教えてもらったのです。残念ながら自宅から遠かったため、そこには行きませんでしたが、鍼灸という新たな活路が見えた瞬間でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」