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若林秀隆医師

東京女子医科大学病院リハビリテーション科教授・基幹分野長。近著「幸福寿命~リハビリ専門医が教える本当に幸せなシニアライフ」発売中。

リハビリによる低栄養を避けるポイント

公開日: 更新日:

 リハビリをすると、エネルギーを消費します。何らかの病気や障害を抱えており、手足を動かしにくい状態でリハビリを行っている当事者には、足をわずかの高さ持ち上げ、前に動かすだけでも、かなりの労力を要することがあります。それだけ、消費するエネルギーも多くなります。

 そもそも痩せ形の人では、低栄養をより悪化させます。しっかりした栄養管理のもとにリハビリを行わなければ、エネルギーを消費するばかりで筋肉は付いていかない、むしろ筋肉が落ちていく一方になるからです。

 ただし、言い換えれば、リハ栄養に関わるスタッフの指導のもと、十分に栄養を取っていれば、炎症のない低栄養(病気が関係していない低栄養)においては問題ありません。この場合、食事量自体を増やしたり、タンパク質源の肉や魚を積極的に食べたりして摂取エネルギーを増やします。しかし、痩せ形の人にはそれが難しいことがよくあります。

「そんなに量を食べられない」「1食を増やすと次の食事に差し支える」という人には、3食の合間におやつなどを食べてもらいます。

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