著者のコラム一覧
若林秀隆医師

リハ栄養、サルコペニア、摂食嚥下障害を特に専門とする。日本リハビリテーション医学会指導医・専門医。

リハビリによる低栄養を避けるポイント

公開日: 更新日:

「おやつを食べると食事が入らなくなる」という人には、「食パンより菓子パン」「ブラックコーヒーより砂糖やミルクたっぷりのカフェオレ」「お茶を飲むならジュースやスポーツ飲料」というように、「同じ食べる・飲むにしてもより高エネルギーのものを選ぶ」方法を提案します。

「夜寝る前に甘い物を食べたり飲んだりする」「プロテインパウダーを使う」などの方法も、食後の胃食道逆流がなければお勧めです。

 大切なのは、本人が苦なくできる方法を選択してもらうことです。たとえば、バター、生クリーム、チーズなどは高脂肪で摂取エネルギーを増やすのに有効ですが、乳製品が苦手な高齢者にとっては、毎日取り入れるのはハードルが高い。本人やご家族の話をよく聞いて、その人の嗜好に合った実現可能な食事方法を考えるようにしています。

【連載】年をとったら「太る」を目指す

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情