身近な山も要注意 登山前に受けるべき検査を山岳医に聞く

公開日: 更新日:

 では、どんな対策をすべきか?

 高所登山や高所旅行をする人向けに、登山者検診ネットワークに参加している医療機関が実施する「登山者検診」がある。身長、体重、腹囲、血圧、心電図、胸部レントゲン写真、呼吸機能検査、血液検査、尿検査に加え、今までの登山歴、日常の運動量などの結果から、登山医学会会員医師が高所登山・高所旅行の危険度を判定する。

 ただし、登山者検診の費用は医療機関によって異なるが2万円前後で保険適用外。そこで橋本院長は、高所登山をする人に限らず、すべての登山者に、まずは自治体が行う健康診断を受けることを勧める。

「血圧、血糖値、中性脂肪、コレステロール値など動脈硬化に関連する数値をチェックしてください。異常値があればまずそれらの治療を優先し、コントロールがついたら、どれくらいの強度の運動が可能かを医師に相談してください。いびきをかく人は、睡眠時無呼吸症候群の有無も調べておくとよいでしょう」

 高血圧糖尿病脂質異常症などの生活習慣病を抱えている人は、登山スケジュールによっては薬の飲み方を工夫しなければならないこともあるので、主治医に確認を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン