患者が気付いていない…喘息症状悪化の意外な原因

公開日: 更新日:

 気管支喘息の治療では、問診票を用いて質問をしていきます。問診票はコミュニケーションツールとしての役割を担っています。

 喘息コントロール状態を点数で客観的に評価する「喘息コントロールテスト(ACT)」や「ACQスコア」などを用いることもあります。しかしこれらは、「点数で喘息の状態を知りたい」というより、前回と今回の結果を比べて、「良く(悪く)なっている理由はどうしてか」を患者さんと共に考えるためのツールです。これが、喘息の現状を患者さんがしっかり把握するのに役立ちます。さらに力を入れているのが、隠れている原因をしっかりあぶり出すこと。喘息という同じ疾患であっても、人によって症状をコントロールできない原因はさまざまです。

 先に挙げたACTやACQスコアで、たとえば、今回の結果が前回より良く(悪く)なっている場合、その間に起こった変化を丁寧に聞いていくことで、隠れている原因を見つけるヒントにもなります。患者さんは意外に喘息を悪化させている原因に気付いていません。あるいは、うっすら気付いているけれども、深刻に捉えていません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ