「大学ではいつもひとりのいわゆる“ぼっち”生活でした」

公開日: 更新日:

 大学卒業後、就職した介護施設での仕事がうまくいかずに退職。その後発達障害という診断を受けた篠聡志さん(29歳)。実は自分と周囲とのズレは、小学校時代から感じていたという。

 時折かんしゃくを起こすと止まらなくなる一方で、標本など、生物の世界に興味があり、生物学者になりたいとも考えていた。

「中学は受験して私立の中高一貫校に進みました。ここでは友達もいて、いつも同じメンバーと一緒にいられるので、それほど困ることはなかったんです。それでも、高校のときには、自分はどうやって生きていけばいいのか、という漠然とした悩みを抱いて、一時期不登校になったこともありました」

 学校に戻ってからは、哲学に対する興味を抱き、哲学史などの本を読むように。大学も、哲学科を受験して合格。現役で進学した。

「ところが、大学ではまったく友達ができなくて。サークルも入ってはみたものの馴染めないので、すぐ辞めてしまいました。大学ではいつもひとりのいわゆる“ぼっち”生活を送っていました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 4

    日テレ退職の豊田順子アナが定年&再雇用をスルーした事情…ベテラン局アナ「セカンドキャリア」の明と暗

  5. 5

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    阿部巨人“貧打の元凶”坂本勇人の起用に執着しているウラ事情…11日は見せ場なしの4タコ、打率.153

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    フジ・メディアHD株主総会間近…328億円赤字でも「まだマシ」と思える系列ローカル局の“干上がり”ぶり