アトピー性皮膚炎が治らない 薬の塗り方に「3つの間違い」

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 そして、「ステロイド外用薬の使用を不適切に勝手にやめてしまう間違い」も。ステロイド外用薬に対する誤った認識や不安感からだ。本来は重症でないアトピー性皮膚炎が、重症化しているケースも少なくない。 

「慢性化していない状態であれば、正しい塗り方を会得すれば、たいていは1週間程度で症状が軽減。作用の弱い薬へと替えられ、最終的には保湿剤中心で対応できる患者さんも多い」

■早期治療で慢性化を防ぐ

 特に乳幼児の湿疹は、アレルギー体質(アトピー性皮膚炎約10倍、食物アレルギー約20倍)のリスクとなるため、早期治療が望ましい。

「年齢を問わず早く皮膚炎を抑えることは重要。間違った治療法を長年続け皮膚炎が慢性化してしまうと、皮膚が硬くなって薬が浸透しにくくなる。弾力性のある健康な皮膚を取り戻すために年単位の治療が必要になるケースもあります」

 6月22~24日に開催された日本アレルギー学会では「重症アトピー性皮膚炎でもデュピルマブ投与開始後2週時点から、かゆみが有意に改善する症例が多い。“かいて症状を悪化させる”という悪循環を断ち切れる。重篤な副作用が少ない」「アトピー性皮膚炎治療薬として7種類の新薬が治験中や承認申請済みで、今後、治療の選択肢が増える見通し」などの報告が寄せられた。

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