ズブ濡れでクーラーは危険 真夏の「低体温症」は命も奪う

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 低体温症は、体温調節機能が完成していない子供や、いつもクーラーの効いた中で生活していて体温調節機能が衰えている女性や高齢者に起こりやすい。

 低体温症で命を落とす可能性が高いのは川での水遊びだ。川は海に比べて浮きにくく、水が冷たい。しかも流れがあるので体温が下がりやすい。川遊びによる水難事故の多くは低体温症が原因だといわれ、警察庁「水難事故」統計によると、17年は1341件の水難事故が発生し、679人の死者・行方不明者を出した。うち子供は31人で、65%以上は川での事故だった。

 低体温症は持病を悪化させるだけでなく、持病が原因で低体温症を招くこともある。とくに気をつけたいのが糖尿病だ。神経障害の合併症が起きている人は、急激な気温低下に合わせて基礎代謝を上げて深部体温を上昇させることが難しい。

 実際、それを証明する研究がある。55歳以下で朝食を抜いた集団を、インスリン治療を行っていて自律神経障害のある群、同じくインスリン治療中だが自律神経障害のない群、健常人群に分け、16度に保たれたカバーオールで45分間全身を包み、深部体温の変化を比べた。

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