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名郷直樹「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長

「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長、自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、臨床研究適正評価教育機構理事。著書に「健康第一は間違っている」(筑摩選書)、「いずれくる死にそなえない」(生活の医療社)ほか多数。

高血圧が減っているのは降圧剤と塩分摂取の影響ではないか

公開日: 更新日:

 さらにこの調査では1日の食塩摂取量も調べています。この10年で男性では11.9グラムから10.7グラムに、女性でも10.2グラムから8.9グラムに減少しており、血圧の低下に関係していると思われます。

 この10年の血圧低下傾向の理由を考えるのはなかなか難しいことなのです。

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