“冬血圧”に要注意…夏より10以上高い人は心筋梗塞リスク大

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 血圧が高めの人は、薬を飲んでいる人も飲んでいない人も、改めて「冬の血圧」をチェックした方がいい。認識している以上に血圧が上がっている可能性がある。東京都健康長寿医療センター顧問の桑島巌医師に聞いた。

「夏は血圧が下がり、薬をやめるチャンス。一方で、冬は寒さが原因で血圧が上がるので、一年の中で最も血圧管理に気を付けなくてはなりません。高血圧と診断されておらず治療を受けていない人も、冬には降圧剤などが必要になるケースはあるのです」

 興味深い調査結果が発表された。帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座准教授の浅山敬医師が行ったもので、「夏から冬にかけて収縮期血圧が10㎜Hg以上、拡張期血圧が5㎜Hg以上、上昇する患者は、心血管イベントリスクが2倍になる」というものだ。収縮期血圧とは“上”の血圧、拡張期血圧は“下”の血圧のこと。

 浅山医師は、家庭血圧に基づいた長期の降圧治療の有用性を検討したランダム化比較試験のサブ解析をした。

 高血圧患者2787人のうち、冬に血圧が上昇する群を①低変動②中変動③高変動に分け、心血管イベントを調べた。

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