著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

虐待や親の離婚…子供時代の社会経済状況が認知症に関連?

公開日: 更新日:

 生活習慣病などと言われるように、生活習慣と病気の発症には強い関連性があります。しかし、成人してから発症する病気のリスクが、必ずしも成人以降の生活習慣によってもたらされているわけではありません。幼少時代の経験や生活環境、例えば虐待や両親の離婚、社会経済的状況なども大きく影響してくることが、近年の疫学研究で明らかとなっています。

 海外の研究報告では幼少期の生活環境と認知症の関連性が示唆されているようですが、日本人においては明確なことは分かっていませんでした。

 そんな中、日本疫学会誌電子版に、幼少期の社会経済的環境と認知症のリスクの関連を検討した観察研究の論文が、2018年10月20日付で掲載されました。

 この研究は東京都足立区に在住している65歳以上の高齢者13万2005人を対象としたものです。自己評価による認知症チェックシートを用いて主観的な認知症症状を調査し、臨床認知症尺度と比較しながら検討を行っています。なお、結果に影響を与えうる、年齢、性別、教育環境、喫煙状況、運動習慣、糖尿病や高血圧などの因子で、統計的に補正を行い解析をしています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「遅刻横行」「新入生は練習禁止」…かつての神村学園を変えた小田監督が語った指揮官の矜持

  2. 2

    前田敦子“アンダーヘア透け疑惑”写真集が絶好調! トップ張った元アイドルの生き様を女性が強く支持

  3. 3

    「9条守れ!」雨の国会前で改憲反対デモに2万4000人が集結! 参加者は手にペンライト、若者も大勢集まる

  4. 4

    元プロ野球選手の九州国際大付・楠城祐介監督に聞いた「給料」「世襲の損得」「指導法」

  5. 5

    「高市離れ」が参院自民と霞が関で急加速 11年ぶり暫定予算ドタバタ編成がダメ押しに

  1. 6

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 7

    沖縄尚学の左腕・末吉良丞は日米争奪戦を呼ぶ「間違いなくドラ1候補」

  3. 8

    山田裕貴「新撰組」SPドラマは盤石ムードも…続きはU-NEXT配信の“まき餌”商法に視聴者離れの懸念

  4. 9

    高市首相の日米首脳会談「帰朝報告」は中身スカスカ…イラン情勢の詳細は「お答え控える」連発の厚顔

  5. 10

    岸田元首相が異例のバラエティー番組出演 “増税メガネ”ネタで大ハシャギのウラに潜む焦りと執念