専門医も大きな一歩と…「掌蹠膿疱症」の最新治療薬とは

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「骨関節症状が出始めたら早期に治療を開始することが重要です」

 これまでの治療は、掌蹠膿疱症の発症にかかわると考えられている「扁桃炎や歯性病巣など病巣」「喫煙」「金属アレルギー」を取り除き、外用ステロイド薬や外用活性型ビタミン、紫外線療法、レチノイドが用いられる。しかし、ステロイド外用薬などの薬は骨関節症状への効き目はなく、中等症から重症例の患者は、症状コントロールが非常に難しかった。

 今回承認された生物学的製剤「グセルクマブ(商品名トレムフィア)」は、従来薬で効果が十分に認められない人に適用される。しかも効果は高く、先に紹介した30年来の患者も「今後、生物学的製剤を使う予定」とのことだ。

 照井教授によれば、掌蹠膿疱症は薬の開発が遅れていて、研究者が国内外で少なかった。しかし、東京オリンピックが開かれる頃には、その状況が変わっていることが期待される。

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