単なる擦過傷では済まない…靴擦れが引き起こす意外な病気

公開日: 更新日:

 これからの季節、意外に目立つのが靴ずれだ。「ボーナスで新しい靴を買った」「貸靴でスキー、スケートやボウリングを楽しむ」など普段とは違った靴を履く機会が多くなるからだ。ところが靴ずれができても大抵の人は「単なる擦過傷」と軽く考えがち。しかし、手当てが不十分だと思わぬ感染症を発症。せっかくのクリスマスや年末年始の休みを病院で過ごすことにもなりかねない。「横浜市立みなと赤十字病院」集中治療部の田嶋淳哉医師に聞いた。

 20代の男性は旅行中に左足底に靴ずれによる水疱ができた。「若くて免疫力もあるからそのうち治るだろう」と放置したところ、その2日後、熱と悪心にも襲われたため、自分で救急車を呼び病院へ。そのまま半月間入院生活を送ることになった。

「当初、この男性は40度近い熱がありました。靴ずれから周囲に蜂窩織炎(皮膚に起きる急性の感染症)ができ、そのことによる発熱だと考えられていました。脈はやや速いものの、意識はハッキリしていて呼吸数、血圧も安定しており、CT検査でも異常はありませんでした。左足底の1センチ大の水疱の中は膿性でした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒