インフル対策には“いつもと違う”手洗いを 医師が手順解説

公開日: 更新日:

 統計開始以来、過去最多の患者数を記録しているインフルエンザ。予防の基本はワクチン接種だが、していない人に「するべきだった」とこの段階で言っても仕方がない。今から個人でできることは何か? 「インフルエンザの上手な予防の仕方」を挙げるのは、国際医療福祉大学熱海病院の〆谷直人医師だ。

「極端な厚着や薄着は控え、適度な運動を心掛ける。栄養バランスと十分な休養を取る。手洗いの習慣をつける。室内が乾燥しないように注意する。そして、冬場の外出は人混みを避けることです」

 この中で、特に着目したいのが、手洗いだ。「外出先から戻ったら必ずやっている」という人もいるかもしれないが、ササッと洗う方法では、感染予防は期待できない。「手の菌を調べた実験では、そのままの手にはさまざまな菌が無数に検出されたのに対し、手洗いにアルコール消毒を加えた場合は菌が検出されませんでした。一方、いつもの手洗いではやはり菌が無数に検出され、念入りに洗った場合も不十分であることが分かりました」(〆谷医師)

■病原体の伝播には手指が大きな役割

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か