インフルエンザ流行 専門医が教える今やるべき7つの対策

公開日: 更新日:

 昨年12月からインフルエンザ流行期に入った。学級閉鎖をする学校も出てきている。今、やるべき対策は? 呼吸器内科専門医である池袋大谷クリニック・大谷義夫院長に聞いた。

 仕事柄、大谷院長がインフルエンザ患者と接触する機会は、我々一般人よりはるかに多い。それでもインフルエンザで倒れることなく過密なスケジュールをこなせているのは、「エビデンス(科学的根拠)があることは全てやる」という姿勢で臨んでいるからだ。 

「マスクは診療がある時は1日20枚以上、休診日でも外出のたびに交換するので、だいたい4枚以上使っています」(大谷院長=以下同)

 インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染と接触感染、最近では空気感染の報告もある。マスクは飛沫感染をシャットアウトし、喉の潤いを保つ。ただし、マスクの“使い回し”はダメだ。

「マスクの表面にはウイルスが付着しています。一度外したものを再び使えば、そのウイルスに接触感染する。外したら捨てる。外す時は、マスクの表面に触れない」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々