ライフデザインドック 患者の性格パターンに合わせ生活指導

公開日: 更新日:

 東京慈恵会医科大学付属病院のサテライトクリニックである「慈恵医大晴海トリトンクリニック」(東京都中央区)が、寝たきりのリスクを減らす新型人間ドック「ライフデザインドック」をスタートさせた。

 考案したのは2016年、本院で国内初の生活習慣病に対して行動変容を促す「行動変容外来」を開設した診療副部長の横山啓太郎教授。

 従来の人間ドックと何が違うのか。

「もちろん従来の人間ドックの検査メニューは網羅していますが、大きな特徴は『NEO性格分析』を用いて得られた受診者の性格パターンに合わせたカスタムメードの生活指導を行うこと。それから、タニタが開発した運動機能分析装置(ザリッツ)とマルチ周波数体組成計を使って運動機能や筋肉の状態を『見える化』し、将来の寝たきりになるリスクをチェックできることです」

 NEO性格分析とは、心理学を中心に世界的に認知されている「5因子人格検査(NEO―PI―R)」をアプリ化した性格分析法。人の特性である「神経症傾向(N)」「外向性(E)」「開放性(O)」「調和性(A)」「誠実性(C)」の5つの性格次元から把握する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも