GW前にチェック「抗ED薬」の効きを左右する食事と服用法

公開日: 更新日:

 楽しみだけど……。歴史的な10連休となるGWに女性と過ごす男性の中には、ちょっとした不安を感じている人がいるかもしれない。EDだ。

 40代では5人に1人、50代では2・5人に1人と、年齢が上がるにつれて増え、全体の患者数は1130万人。東京都の人口に匹敵する人が、ムスコの悩みを抱える。

 切実な悩みを解くカギが、薬の使い方にある。実は薬の影響でEDを招いたり、抗ED薬の使い方を誤って、思うように改善していないケースが少なくないのだ。昭和大藤が丘病院泌尿器科の佐々木春明教授に聞いた。

 まずは、意外な別の薬の影響だ。

「前立腺肥大と高血圧の薬です。どちらも中高年男性にありふれた病気で、薬を服用している方は珍しくありません。そういう病気と、EDの発症のタイミングが重なる。そうすると、薬の影響に思いが及ばず、『あれ、年のせいかな』と諦めがちになるのです」

 前立腺肥大に処方されるユリーフとハルナールは、イキそうでイケない射精障害を起こす。“空撃ち”の不満を重ねることで、EDに。高血圧ではβ遮断薬とカルシウム拮抗薬で勃起障害を招きやすいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  2. 2

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 3

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  4. 4

    W杯最終予選で「一強」状態 森保ジャパン1月アジア杯ベスト8敗退からナニが変わったのか?

  5. 5

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  1. 6

    指が変形する「へバーデン結節」は最新治療で進行を食い止める

  2. 7

    ジョン・レノン(5)ジョンを意識した出で立ちで沢田研二を取材すると「どっちが芸能人?」と会員限定記事

  3. 8

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 9

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  5. 10

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も