ジメジメ季節にうんざり 頑固な水虫の再発を招く3つの誤解

公開日: 更新日:

 何でこの時季になると、かゆくなるんだ。秋に涼しくなって良くなったはずなのに、足の指がジュクジュクしてかゆくなる。水虫だ。風邪をうつして文句を言われることは少ないが、こと水虫は「バスマットは替えてね」と周りから“ばい菌扱い”されかねない。実は、ベテラン感染者の誤解が、再発を繰り返す原因だという。「すみれ皮膚科クリニック」(東京・西小岩)の藤田伸弘院長に聞いた。

 水虫は、白癬菌というカビが感染して発症。①足の指の皮がめくれたり、②ジュクジュクして水泡ができたり、③かかとの角質が硬くなって白く粉をふいたりして、最悪の場合、④爪が濁って厚くなったりする。

 症状は、①②が典型で、③は湿っぽい水虫のイメージとズレるため気づきにくい。

 ④は白癬菌が爪に感染した状態で最も進行しているが、爪に痛みやかゆみはなく、これも放置されやすい。

 再発を繰り返す人には2つのパターンがあるという。①②の状態を薬で改善させながら、次のシーズンでぶり返すケースがひとつ。もうひとつは、③④を放置したがゆえに、次のシーズンに①②が再発するケースだ。順に誤解をほぐしていこう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル