数値改善でも油断禁物 夏の血圧低下でめまいや脳卒中に

公開日: 更新日:

「外回りから帰って社内で涼むと、体は気持ちいいでしょう。しかし、外との温度差が5度以上あると、今度は血圧が急上昇します。それはそれで脳卒中のリスクですから、温度差をなるべく小さくすることも大切です」

 生活上の注意点だけでなく、薬のチェックも重要だという。

「冬の薬と同じまま夏を迎えて血圧が下がり過ぎる人は、薬の見直しが重要です。複数の降圧剤を使っている人は容量を少なくする。特に、何かの薬と利尿剤を併用しているケースは、より血圧が下がりやすいので要注意。夏になって、血圧が春ごろの数値より下がってきたら、安心するのではなく、医師に相談して降圧剤の組み合わせを見直してもらうことが大切です。薬は一度決めたら、そのままではありませんから」

 油断禁物だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった