脳出血で倒れて2年…HIROさん“余命0年”からの生還を語る

公開日: 更新日:

 左側脳室内出血で倒れたのは2年前の6月16日。

 前日から鈍器でどつかれてるような頭痛があったんです。もともと片頭痛持ちなんですけど、その痛みとは違って泣きそうなぐらい痛い。そのうえ2回嘔吐して、テレビで「頭痛+嘔吐はヤバイ」と見たことがあったので、16日のお昼ごろ、マネジャーに電話してタクシーを呼んでもらいました。

 普段はなかなか電話に出ない忙しいマネジャーやのに、このときはすぐに出てくれて助かりました。もうその頃には頭がボーッとしていたから、すぐにつながっていなかったら、今頃どうなってたかわかりません。

 タクシーで近くの大きめの病院へ行ったら、顔が真っ青やったらしく、すぐに救急車で東京女子医大へ。救急車の中で、僕はマネジャーとかに電話してたらしいんですけど、全然覚えていません。目が覚めたらベッドの上で、「ここどこや?」と思いました。1週間ぐらいは記憶があいまいです。

 目が覚めたら両親が泣いてて、団長(安田)やクロちゃんもいて……。団長は目をこすっていたから泣いてくれてんのやと思っていたら、後で花粉症で目がかゆかっただけと知りました。クロちゃんは時計ばかり気にしてました。パチンコの休憩中やったみたいです(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…