確実ながん予防 ピロリ菌検査・除菌メリットとデメリット

公開日: 更新日:

「確実ながん予防法」はそうないが、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療は、数少ない「確実ながん予防法」だ。感染していても大半が無症状なので、検査をしないと感染の有無が分からない。気になる疑問を、南毛利内科・内山順造院長(日本ヘリコバクター学会認定医)に聞いた。

■感染リスクの高い人は?

「親が感染者であれば、子どもの時に親からピロリ菌が感染した可能性があります。食事の口移しなどでです。祖父母と同居していた場合も、祖父母のどちらかがピロリ菌感染者であれば、親のケースと同様に感染が疑われます」

■1回で成功する?

 ピロリ菌の除菌治療は、抗菌薬2種類と、胃酸の分泌を抑える薬1種類を1日2回、7日服用。

「1回目の除菌率が80~90%ほど。ピロリ菌が残った場合は2回目を行い、除菌率は95%以上です」

■中学生からの検査や治療に問題は?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」