気付いたら管を何本もつながれ…国府弘子さん語る急性心筋梗塞

公開日: 更新日:

国府弘子さん(ジャズピアニスト・60歳)急性心筋梗塞

 当初は11年前に患った「乳がん」のお話をするはずでした。でも、スケジュールを調整している間に、何と「急性心筋梗塞」で緊急入院という事態が起こったので、幸か不幸か最新の病気のお話ができることになっちゃって(笑い)。

 緊急入院したのは2019年の11月半ば、とある先輩の追悼コンサートの日でした。実はその日、うっかり忘れてしまった衣装を購入するため、リハーサルと本番の間にマネジャーと2人で、ホール近くの駅ビルへ出かけたのです。「少ししんどいな」と思ってベンチに座ると、急に心臓の辺りをギューッとわし掴みされるような痛みに襲われました。痛みは波のように寄せたり引いたりしていたのですが、マネジャーがすぐに救急車を呼んでくれて、アッという間に乗せられたことを覚えています。

 たまたま倒れた現場から救急病院までは徒歩で10分の距離。しかも心臓救急がある総合病院でした。あれよあれよという間にガラガラとストレッチャーに乗せられて手術室へ……。気が付くと服を脱がされ、下の毛を剃られていました。思わず「えー?」となりました。だって痛いのは心臓ですから、「何でこんなことになっているの!?」って(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ