気付いたら管を何本もつながれ…国府弘子さん語る急性心筋梗塞

公開日: 更新日:

「もし、もうダメと言われたらお玉でイクラとウニとタラコを思い切り食べて死んでやる」と思っていたくらい(笑い)。でも心筋梗塞から生還できた今、タラコひと腹はダメでも一切れ食べられるなら幸せじゃないかと思えるようになりました。

 100%取り上げられることに比べたら、少しの努力なんて簡単なこと……。そう思って食事制限を重ねていたら、何と体重がみるみる4キロ減ったのです。するとどうなったかというと、着られなくなって長くクローゼットの奥で冬眠していたお気に入りの衣装たちがどんどん着られるようになってきたのです。「災い転じて福となす」とはまさにこのこと。ピアニストにとって衣装は、自己を表現するためのとても重要な位置付けなので、本当にうれしくて楽しんでいます。

 あの日のコンサートは幸いにも、私のほかに名だたる方々がたくさん出演されるものだったので、「チケット払い戻し」といった最悪の事態は免れましたが、多くの方にご心配とご迷惑をおかけしてしまい、プロとして本当に反省しています。

 還暦で激痛を一度味わったことは、いろんなことに「感謝」するきっかけをくれました。倒れる前に新作アルバム「ピアノ・パーティ」の録音が済んでいたこともラッキー。生きてリリースできることもみなさまのおかげです。 (聞き手=松永詠美子)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ