年末年始から1カ月…痛くない“大人の虫歯”が寿命を縮める

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「年を取ると、一度の食事で食べられる量が減るので、ちょこちょこ食べる人がいますが、歯にはこれが一番いけない。多くの人が勘違いしていますが、虫歯になるのは甘いものを食べるからではなく、食事回数が多いからです。だらだらと食べると虫歯菌が食べ物から糖分を取り込んで歯垢(細菌の塊)をつくり、歯垢から常に酸を出すことで歯を溶かす脱灰の時間が長くなります。その一方で、溶けだした歯を唾液の力で修復してくれる再石灰化の時間が短くなり、虫歯リスクを上げるのです」

 では、今できることは何か?

「食後すぐに歯を磨くことはもちろんですが、歯間ブラシやフロスで歯と歯の間の汚れをしっかり落とすことが大切です。寝る前に洗口液でうがいをすると、唾液の分泌の少ない就寝中の細菌の増殖を抑制し虫歯リスクを抑えることにつながります。最も大切なのは虫歯が見つけやすくなる2月ごろに歯の定期健診に行くことです」

 あなたは大丈夫?

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