骨<上>骨質の良し悪しは「善玉架橋」の多さで決まる

公開日: 更新日:

「カルシウムは海藻類や青菜、大豆に多く含まれますが、吸収率が高いのは乳製品です。また、タンパク質は骨や筋肉の材料として不可欠で、加齢とともに摂取量が減るので、意識して肉や魚、大豆や卵などは食べた方がいいでしょう。魚や大豆、海藻やキノコ類などには、ビタミンDやビタミンKも含まれていて、これらを同時に食べるのが望ましいので、具だくさんのシチューや味噌汁などにすれば、バランス良く多くの食材を取り入れることができます」

 体内のカルシウムの99%は骨に蓄えられ、残りの1%が血液中にある。しかし、血中のカルシウムが不足すると、骨の中のカルシウムを溶かし血中に補給する。カルシウムの摂取量が少ないと、骨の中のカルシウムがどんどん減ってしまうのだ。

 大人のカルシウム摂取目標量は1日に600~800ミリグラムだが、実際の1日の平均摂取量は400ミリグラムくらい。牛乳は200ミリリットル(1杯)で230ミリグラムのカルシウムが取れる。最低でも牛乳を毎日1杯、もしくは乳製品を積極的に取るようにしよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い