「無傷で残してもらえた」渡辺美奈代さん卵巣のう腫を語る

公開日: 更新日:

「こんな状態でよく跳びはねていましたね」

 2016年の秋、毎年開催しているバースデーライブが終わって婦人科を受診した時、先生からそう言われました。

 毎年検診に行っている病院で経過観察と言われていた「卵巣のう腫」が直径10センチぐらいまで大きくなっていたのです。普通は5センチぐらいで切除が検討されるらしいのですが、症状が何もなかったことと、検診の病院が婦人科の専門ではなかったことが重なって放置していたのです。

 結果的には、腹腔鏡下手術で切除できましたが、開腹手術でもおかしくない状況でした。卵巣のう腫は卵巣に発生する袋状の病変で、そのほとんどは良性といわれています。

 とはいえ、大きくなると他の臓器を圧迫しますし、破裂する可能性もゼロではありません。

 事の始まりは13年の定期健診でした。毎年検査を受けていて、初めて先生から「女性特有のもので、みなさんあるものなので心配はいりませんが、ちょっとあるので経過観察しましょう」と言われました。「卵巣のう腫」という言葉こそ言われなかったのですが、なんとなく察しがつきました。ただ、症状が何もなかったのであえて婦人科を受診することもありませんでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情

  2. 7

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  4. 9

    高市早苗総裁はまだ首相じゃないのに閣僚人事?「内閣の要」官房長官に“激ヤバ”木原稔前防衛相のワケ

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言