著者のコラム一覧
坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

在宅勤務でも体重と血糖コントロールが良好な人の共通点

公開日: 更新日:

 夕食も、甘辛酸っぱさが程よい内容のメニューを、程よい量、程よい時間に食べ終えることができる。お腹がいっぱいだけど、仕事相手に気遣って食べ続けなくていい。コース料理のようなこってりした味付けや脂肪分多めの食材ではない、普通の食事が続くことのありがたさをしみじみ感じているそうです。

■お酒は時間を決めて飲むように

 50代の東京23区内に住む女性は、飲食店応援のために、昼食はテークアウトをするようにしているとのこと。コロナ対策で電車やバスはあまり使わないようにしており、歩いて店に出掛けるそうですが、聞くと、結構な量歩いていました。1駅、2駅くらいはざら、日によっては片道40分ほど歩いて気になる店に出掛けると言います。

 会社でのランチは、歩いて数分のコンビニなどでサンドイッチやおにぎりを買ってきて済ませていたので、先に紹介した犬の散歩が日課になった男性と同様、在宅勤務以降の方が歩数が増えているそうです。

 テークアウト続きではカロリーオーバーが気になるところですが、ご飯の量は3分の1にして残りは冷凍したり、作り置きの煮物などと合わせて食べ、テークアウト分で残ったものは夕食に回しているとのことでしたから、カロリーの点も十分にコントロールできていました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性