新型コロナとインフル 同時流行に備えてやっておくべきこと

公開日: 更新日:

「今年は例年以上にインフルエンザワクチン接種希望者が増えるのは確実で政府も安定供給を例年以上に注視するでしょうから改善はされるでしょう。とはいえ、あらかじめ、通っている医療機関にインフルエンザワクチン接種が可能かどうかを含め接種時期を問い合わせておくべきでしょう」

 気になるのは、製造されたインフルエンザワクチンが対象とするウイルス株の予想が的中するかどうかだ。

「日本のインフルエンザワクチンはA型2株、B型2株で構成された4価ワクチン。どの株を選んで作るかは、原則として世界保健機関(WHO)が推奨する株の中から、期待される有効性並びにワクチンの供給可能量を踏まえたうえで決定します。今シーズンは4株のうち3株が交代し、うち2株は新規株です」

 もうひとつ確認しておきたいのが「かかりつけ医」だ。新型コロナ感染が疑われた際の相談先は、これまで保健所などが担ってきたが、早ければ10月以降はかかりつけ医など身近な医療機関が主体となる。保健所の負担を減らすためだ。


「感染が疑われる人はまず、『かかりつけ医』など身近な医療機関に電話相談して、どの医療機関を受診すればいいのかなどの指示を受けることとなります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ