ウイルス学者が提言 基本を徹底すれば普通の生活は続けられる

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 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。

 北海道では今月に入り新規感染者が急増。道内の1日の新規感染者数が7日連続で100人を超え、9日には北海道全体で初の200人台となった。大阪府でも11日には256人となり、過去最多となった。

 その理由を、「Go To トラベル」「Go To イート」などに求める声も上がっているが本当だろうか?

 京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授が言う。

「Go Toに責任を押しつけるのは筋違いです。“新型コロナなんて怖くない”と考え、『手洗い』『マスク』『3密回避』『換気』『飲食時の大声禁止』などの新型コロナ対策の基本を怠る人が増えてきたのが大きな要因だと思います」

 9日の北海道内の新規感染者(非公開者17人を除く)を年代別に見ると、10歳未満9人、10代21人、20代55人、30代40人、40代21人、50代19人、60代9人、70代以上9人と若い世代の感染が目立つ。若者を中心に感染予防のために維持されてきた生活習慣にほころびが出た可能性が高い。

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