健康に役立つタウリン豊富!旬のカニで「元気ハツラツ」

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 ズワイガニ漁が解禁になった。産地によって松葉ガニ、越前ガニなどと呼ばれる。初セリではかつて1匹(杯、尾と数えることもある)で500万円という値が付いたこともある高級食材だ。

 たしかに大型のオスは高価だが、香箱ガニ、セイコガニなどと呼ばれる小型のメスは刺し身や鍋などで豪快に食すことはできないが、オスに比べて安価。メスならではの卵も楽しめる。産地以外でなかなか目にすることはないが、最近は通販での取り寄せも可能だ。また、種類は異なるがベニズワイガニは値段も手頃だ。

 ズワイガニに限らないがカニは高タンパク、低脂肪の食品で、ビタミンB群が豊富だ。特にビタミンB2には過酸化脂質を分解し、動脈硬化心筋梗塞のリスクを低下させる作用がある。

 カニに含まれる成分として特筆すべきはアミノ酸の一種であるタウリン。血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やし、血圧を正常に保つ作用、肝臓強化、視力回復、生活習慣病の予防、滋養強壮の効果も認められている。まさにタウリンは「元気ハツラツ」に欠かせない栄養素。

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