注射で「アトピー性皮膚炎」を治療する時代がやって来た

公開日: 更新日:

 冬は肌が乾燥し、アトピー性皮膚炎が悪化しやすい季節だ。治療がうまくいかず長年悩んでいる人の中には、アトピー性皮膚炎の積極的な治療を諦めている人もいるかもしれない。しかし、東京慈恵会医科大学皮膚科の石氏陽三医師は、「新しい治療法が登場している。諦めずに受診し、自分に合った治療を見つけて欲しい」と話す。

「いま、アトピー性皮膚炎の治療のパラダイムシフト(その分野で当然と考えられていた認識が劇的に変化すること)が起こっており、注射で“治る”時代になりつつあります」(石氏医師=以下同)

 アトピー性皮膚炎の治療といえば、保湿などのスキンケア、炎症を抑える「ステロイド」や「タクロリムス」といった外用薬、かゆみを抑えるための抗ヒスタミン剤内服の治療が一般的だ。

 しかし、かゆみの経路には2通りある。

 1つはヒスタミンの経路、もう1つはヒスタミン以外の経路で、アトピー性皮膚炎の慢性的なかゆみは、ヒスタミン“以外”の経路が大きく関係している。

 つまり、ヒスタミンの経路にアプローチする抗ヒスタミン剤では、アトピー性皮膚炎のかゆみを十分に抑えることは難しかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網