アトピー性も2週間で改善 “皮膚疾患に漢方”これだけの効果

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「皮膚科での漢方は希望者が多いが、医者側がニーズになかなか追い付いていけない側面がある」と言うのは、東洋医学と西洋医学の両面から治療を行う「よしき皮膚科クリニック銀座」の吉木伸子院長だ。話を聞いた。

 アトピー性皮膚炎やニキビなどの皮膚疾患に薬を塗っているが、期待するほどには良くならないケースがある。こんな時、漢方が思わぬ効果をもたらすことがある。

「皮膚は内臓を映す鏡といわれています。体内のさまざまな不調を反映しているのが皮膚なので、体の中からバランスを取ることが重要になってきます。そして、バランスを取るのに非常に有効なのが、漢方なのです。漢方では、その人の体質などに関係する『陰陽虚実』や『気血水』を見て、患者さんの状態を判断します。漢方薬を用いて体の細かいバランスの乱れを整えていく、いわばオーダーメードの治療です」(吉木院長=以下同)

 吉木院長が実際に診た例を紹介しよう。

■酒さ

「酒さ」は炎症性・進行性の慢性疾患で、赤み、小さな吹き出物、顔面の毛細血管の拡張などが見られる。

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