アトピー性も2週間で改善 “皮膚疾患に漢方”これだけの効果

公開日: 更新日:

「皮膚科での漢方は希望者が多いが、医者側がニーズになかなか追い付いていけない側面がある」と言うのは、東洋医学と西洋医学の両面から治療を行う「よしき皮膚科クリニック銀座」の吉木伸子院長だ。話を聞いた。

 アトピー性皮膚炎やニキビなどの皮膚疾患に薬を塗っているが、期待するほどには良くならないケースがある。こんな時、漢方が思わぬ効果をもたらすことがある。

「皮膚は内臓を映す鏡といわれています。体内のさまざまな不調を反映しているのが皮膚なので、体の中からバランスを取ることが重要になってきます。そして、バランスを取るのに非常に有効なのが、漢方なのです。漢方では、その人の体質などに関係する『陰陽虚実』や『気血水』を見て、患者さんの状態を判断します。漢方薬を用いて体の細かいバランスの乱れを整えていく、いわばオーダーメードの治療です」(吉木院長=以下同)

 吉木院長が実際に診た例を紹介しよう。

■酒さ

「酒さ」は炎症性・進行性の慢性疾患で、赤み、小さな吹き出物、顔面の毛細血管の拡張などが見られる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  2. 2

    小島瑠璃子の夫が急死…一体何が? 夫の事業は順調とは言い難く、高級マンションから何度も転居

  3. 3

    「文春訂正」でフジテレビ大はしゃぎも…今田耕司、山里亮太、カンニング竹山ら“擁護”芸能人の行きつく先

  4. 4

    極秘結婚の小島瑠璃子 略奪愛は打ち消されるも…思い出される「付き合う前にいたす」発言

  5. 5

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  1. 6

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7

    “ケンちゃんシリーズ”宮脇康之さん「5回死にかけた」現在と「ジャニー喜多川さんの性加害の被害に…」の過去

  3. 8

    元フジテレビ長谷川豊氏 “お台場のガーシー”編成幹部を告発で…復帰目前の松本人志がトバッチリ

  4. 9

    巨人捕手戦争の行方に異変あり…他球団スコアラー指摘「甲斐は絶対的な存在じゃない」「固定ならむしろラッキー」

  5. 10

    N国党党首・立花孝志の保身と押し付け…反発した者には常軌を逸する卑劣攻撃