目<下>眼科専門医が教える「スマホ老眼」を防ぐ5つのケア法

公開日: 更新日:

 スマートフォン(以下、スマホ)の急速な普及に伴い、スマホの使い過ぎによる「スマホ老眼」と呼ばれる新種の老眼が急増している。加齢による本物の老眼とは異なり、目のレンズの役割をしている「水晶体」の厚みを調節している「毛様体筋」という筋肉が疲労し、ピント調節機能に一時的な不具合が起こるのだ。

 眼科専門医である「クイーンズ・アイ・クリニック」(横浜市西区)の荒井宏幸院長が言う。

「視力がいいと思っている人ほど、『自分はスマホ老眼にならない』と思い込んでいるケースが多いのですが、それは間違いです。なぜなら『生まれつきの目の良さ(視力)』と『スマホ老眼(目の調節機能のトラブル)になる可能性』には関連性がないからです。特に視線を遠くから近くに移したとき、もしくは近くから遠くへうつしたときに『見えにくい』『目がかすむ』と思ったら、スマホ老眼の可能性が大です」

 しかし、スマホ老眼は毛様体筋の疲労なので、日常的に「目のケア」を行うことで解消することが可能。どんなことを心がけるといいのか紹介してもらう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情