厚労省の副反応検討部会資料で見るワクチン接種後の「重症者」

公開日: 更新日:

 1回目接種での副反応疑い件数はファイザー社製が9180件(うち重症者1966件)、モデルナ社製390件(同43件)。2回目接種ではファイザー社製8697件(同846件)、モデルナ社製14件(同3件)だった。

 なお、一般的にはどちらのワクチンも2回目接種の副反応が強いとされているが、今回データに反映されていないのは、推定接種回数がファイザー社製2228万7472回に対してモデルナ社製が36万7826回と差があるためだと考えられる。

■年齢・性別

 副反応疑いの報告総数1万8282件のうち男性は3975件(ファイザー社製3824件、モデルナ社製151件)。女性は14266件(同14015件、251件)と女性の報告が圧倒的に多かった。2848件の重症例でみると男性865件(同844件、21件)、女性は1987件(同1962件、25件)だった。

 副反応疑い報告件数の多い年代は、ファイザー社製①40~49歳(4311件)、②30~39歳(3434件)、③20~29歳(2910件)、モデルナ社製①60~69歳(88件)、②20~29歳(87件)、③30~39歳(55件)だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々