元ソフトバンク攝津正さん白血病との闘いを語る「鼻血が5時間止まらなかったことも」

公開日: 更新日:

 ところが、そこでアレルギー検査を受けたら、医師が「あれ?」とつぶやいたあと、「もう一度、血液検査をしてください」と言ったのです。少し不安になって、「これは何かあるのかもしれないな」と半信半疑の状態で血液検査を受けました。すると、しばらくして今度は「血液内科へ行ってください」と告げられました。その瞬間、「ああ、これはもうやばいやつだな」と察しました。

 血液内科なんて普通の病気じゃ行かないところじゃないですか。

 その日のうちに血液内科の先生に対面すると、あっさり「たぶん白血病です」と言われました。 すでに年末だったので、「慢性骨髄性白血病」という結果を聞いたのは今年の年明けでした。ちょうど2人目の子供が生まれる直前でしたし、上の子供も4歳になったばかりだったので、病名を聞いたときは怖いというよりも「どうしようかな」と家族のことを考えました。

 そのあと、「今は治せる病気ですから大丈夫」と聞いて若干落ち着いたものの、白血病は白血病ですからね……妻ともいろいろ話しました。

 彼女は臨月でしたし、コロナ禍だったので、最初はひとりで結果を聞いたのですが、病名を知って妻に電話をしたら、泣きながら駆けつけてきてくれました。あとから聞いた話では、そのときすでに「万が一のときは、ひとりで子供たちを育てなきゃ」という心構えはしていたようです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か