元ソフトバンク攝津正さん白血病との闘いを語る「鼻血が5時間止まらなかったことも」

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 治療は薬を飲むだけですが、“強い薬”なので肝臓に負担がかかるのが唯一の注意点です。数週間ごとに肝臓の数値を見て薬の量を変えたり、効果が出ているかどうかを調べたりして、肝臓の数値が悪くなると内科へ行って、調べて正常値になったらまた薬を飲む……という感じです。

 それから半年に1回、骨髄検査があります。腰のあたりに針を刺して骨から骨髄を採取するのですが、これが痛いんですよね。でも、つらいのはそれくらいです。

■「万が一」という言葉が身近になった

 白血病に関しては、薬によって寝汗もかかなくなりましたし、鼻血も出なくなりました。血が止まらなかったのは、やはり白血病の影響だったようです。でも、そもそも血管が傷つきやすい骨の形をしていたみたいで、じつは数カ月前に鼻の手術をしました。鼻血の原因となる骨を削って、真っすぐにしたことで鼻血はほとんどなくなりました。

 今は特に何の問題もなく普通に生活できています。がんは、ほんのまれに細胞が変化することがあるそうですが、変化せず今の安定が続けば、ずっと同じ薬で大丈夫だそうです。

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