タンパク質摂取のポイントは「アミノ酸スコア」と「朝」にあり

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 そもそもタンパク質の働きは筋肉を作るだけではない。疲労回復、睡眠の質向上、精神の安定、免疫力アップなど、実に多彩な働きをしている。

 姫野院長によれば、高齢者の場合、若者と同じ量のタンパク質摂取では不十分。というのも、細胞レベルにおいて骨格筋量のタンパク質は24時間常に合成と分解を続けており、タンパク質の合成速度が分解速度を上回ると筋量が増えるが--。

「若者と高齢者では合成速度が異なります。若者では1食0.24グラム(体重1キロにつき)のタンパク質の摂取で筋量が増えますが、高齢者では1食0.4グラム(同)のタンパク質を摂取しなくてはなりません」

■年を取るほど必要になる

 一般的に年を取ると、若い時と同じようには食べられなくなる。タンパク質を多く取るには、効率のよい摂取法を知っておくべきだ。

 まずチェックしたいのは、アミノ酸スコア。約20種類あるアミノ酸(タンパク質の原料)のうち、体内で作り出せない9種類の「必須アミノ酸」が必要量に応じてどれくらいの割合で食品に含まれているかを示したものになる。

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