ペットを飼うと認知症の予防になるのは本当?その理由とは

公開日: 更新日:

 動物に愛情を注ぐ行為は、脳に神経伝達物質であるドーパミンを大量に分泌します。ドーパミンの作用により人間は多幸感を得たり、行動への意欲を高めます。またドーパミンによって脳は全身の筋肉に運動の命令を出します。

 さらに、ペットの世話はある種のストレスがかかりますが、それも認知症予防になります。定年退職後に認知症の発症が多いのは、自分だけの時間軸で生活していることも関係しています。人間の体内時計は25時間で、生活習慣の乱れとともにどんどんズレていきます。「毎日が日曜日」になってしまえば昼夜逆転し、時間や曜日の感覚も鈍くなる。いわゆる「見当識障害」が起こります。犬を決まった時間に散歩させて、エサをあげる、このルーティンがあるだけで、認知症の進行は抑えられると考えられます。

 犬は飼い主に従順に懐いてくれるのも大きなポイントでしょう。かわいがってくれる人間に対し、反論せずに尻尾を振ってくっついてきたり、愛情を見せてくれます。人間は承認欲求を欲していて、満たされるとドーパミンを放出しますから、その点でも、認知症予防にアニマルセラピーがある程度効果的といえるのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道