日本では100人に1人が発症する「統合失調症」は治療で寛解できる

公開日: 更新日:

「20歳前後で発症する人が多いです。発症の原因はいまだ明らかになっていませんが、元々の性格が神経質、内向的、敏感な人や、家族に統合失調症の人がいると発症しやすいといわれています。また、ネグレクトや親の収入などの養育環境も発症に関係しているという説があります。患者さんには幻覚・妄想の他に、話にまとまりがなく主語述語がつながらない『思考の解体』がみられ、意欲低下の状態が1カ月から半年ほど続いている場合、統合失調症の疑いがあります」

 受診せず放置した場合の自殺(企図)率は30~50%とかなり高い。発症しても約30%の人は治療によって寛解するので、疑われる症状がみられる際には家族や周囲が自覚症状を感じにくい本人へ受診を促し、早期に治療を開始したい。

「治療は抗精神病薬の処方を行います。また、薬と一緒に生活技能訓練、作業療法などの心理社会的治療を行うと効果的です」

 さらに近年、新たな治療法の研究が進んでいる。異常がみられる神経の機能に対して微弱な電気刺激を行い、症状の改善を図る「経頭蓋直流電気刺激(tDCS)」だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ